2-1 主な文献の特徴

大学での学びに「文献」は欠かせません。では「文献」とは具体的にはなんでしょうか。図書(単行本)、雑誌論文、雑誌記事、ニュース・新聞などそれぞれに特徴があり、使い分けることが大切です。文献を探す際にはこれらの種類を意識して探すとよいでしょう。

情報の早さ
新しい・
早い
古い・遅い
文献種類 ニュース・新聞 雑誌記事 雑誌論文 図書
(単行本)
特徴 日々の出来事が
タイムリーに
報道される。
事実関係主体。
取材・編集され、
深掘りされている。
雑誌記事とは違い
学術的。テーマが
絞られている。
刊行までに
時間がかかるが、
網羅的・まとまりの
ある内容。
刊行頻度 毎日 週1回〜月1回前後 年1、2回 数年に1度
ボリューム コンパクト 十数ページ 数十ページ程度 ページ数多い

媒体としては従来の「紙媒体」のほかに「電子版」も増えてきています。

電子版はオンラインで見られるものが主流で、ほかにDVD-ROMのようなパッケージ系のものもあります。オンラインでは無料で誰でもアクセスし利用できるものもありますが、有料契約が必要なものも多数あります。図書館では70以上のデータベースを契約し、提供しています。

そのほかマイクロフィルムやDVD、ビデオなどのAV資料もあります。